普段、朝出かける前と夜寝る前に毎日歯を磨いている。一番の目的は虫歯や歯周病を予防することで、それ以外の目的で歯を磨くということは私の場合ほとんどない。
よほど臭いのきつい、例えばにんにくなどを食べた場合には口臭を気にして歯を磨いたり、ミント味のガムなどを噛んで臭いをごまかそうとするけれど、それ以上の対策をしてでも口臭予防は必要だと思ったことは無かった。
しかし先日歯医者へ行き、虫歯でかなりえぐれてしまっている歯を発見。しかし出来ることなら抜くまでもう少し頑張ってほしいため、歯間ブラシまで使ってその歯のケアをするようになった。主に夜寝る前に歯を磨いたあとで歯間ブラシを使うわけだが、しっかりと歯を磨いたはずなのに歯と歯の間に食べかすが残っていることに気づく。
どうりで虫歯になってしまう訳だけれど、もう一つ気になったのがその時の食べかすの臭いだ。それは食べ物の匂いというよりも、唾液等によって強烈な匂いを増した、まさに口臭だった。
ということは、普段口の匂いがきつい人というのは恐らく、歯と歯の間のお掃除ケアをしていない人なのだろうということが分かる。これまで歯間ブラシなど使ったことも無かった自分も、歯を磨いたから口臭はきつくないだろうと思い込んでいたけれど、案外周囲の人には口の臭い人と思われていたのだろうなと、今更ながら思う。