少し前から流行している「短期集中型ダイエット」。「この時期までに痩せたい!でも時間がない!」という方が特に行いがちなのですが、実は医学的にかなり危険なことをしているのです。
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・基礎代謝が低くなる
基礎代謝が低い、とは体がエネルギーを燃焼させず蓄えておこうとする状態のことを指します。機序は以下の通りです。
急激なダイエット(=脂肪を減らすこと)によって、人間の脳は自らの体が飢餓状態にあると判断します。これによって少量の食事でも脂肪をため込みやすい体に変化させるのです。短期で脂肪を大幅に減らし、見た目も体重もすっきりしたところで、少しでも食事制限を緩めてしまうとすぐにリバウンドしてしまいます。短期集中で?せたがために、短期集中で太りやすい体を作ってしまっているのです。
・ケトン体が増える
短期集中型ダイエットとしてよく紹介されているのが、「糖質抜きダイエット」。
確かに糖質制限はダイエットにおいて重要な項目の一つです。しかし前提として糖質はエネルギー源です。これを抜いてしまうと体はうまく機能しません。このような状態のとき体は、脂肪を分解してエネルギーを作り出そうとします。
「脂肪が減るならいいじゃないか。」という人が多いのですがこれは大きな間違い。脂肪からエネルギーを作るとき、「ケトン体」という物質も同時に作らます。ケトン体の過剰状態には悪影響がいくつかあり、尿結石、むかつきをはじめとした症状があります。
生理学的に命の危険になるようなことはありませんが、不調の原因になるのは間違いありません。過度な糖質の削減は控えましょう。