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白髪

白髪染めをしてもらうときのデリケートな気持ち

一、二か月に一度、美容院でヘアマニキュアをしていただくようになって、一年ほどが過ぎました。ブラトリ(ブラックデュアルトリートメント)の使用感はどう?

施してくださる美容師さんはいつでも皆さま、いい方で、にこにこと手際よく、ヘアマニキュアをしてくださいます。

お店に入ってから出るまで、だいたい、一時間ほどなのですが、その一時間の中に、幾つになっても、女性は乙女。

様々な気持ちが実は脳裏には去来しています。

アラフィフというこの年になりますと、担当の美容師さんが年下のイケメンくんであることも多いのです。

気心の知れた女性の美容師さんを指名でお願いできればよいのですが、私の仕事柄、不規則なことが多く、美容室を予約できるのが前々日です。

すると、男性の美容師さんにしていただくことも多々あります。

美容師さんはプロですから、アラフィフ女性の白髪を染めることはお仕事ですが、私の方はといいますと、事情が違います。

実は、学生時代から男子なるものの存在がちょっぴり苦手であります。

(こういう人、女性も、男性も、アラフィフになっても、案外いるのではないでしょうか)

これではいけない、と、40才を境に、美容室で「女性の担当者さんをお願いします」と言い続けてきた長い間の習慣を改めました。

こうした男性の苦手意識の積極的な克服は、接客業でもある私自身が、成長するのを確かに助けてくれるのですが、

髪を触ってもらうのは、それでも勇気が要るものです。

しかも、白髪を染めてもらう、というのが、なかなかこれがハードルが高いのです。

幾つになっても乙女は乙女で、何かこう、デリケートな部分がどうしてもあります

先ほども描きましたが、美容師さんは、てきぱき、感じよく、染めてくださいますのに、私はというとどこだか、ずーっと、この一時間中、恥ずかしいのです。

ああ、そろそろまた、ヘアマニキュアをしていただく予約をせねば。